生涯研修SEMINAR

B会場

5月26日(日), 5月26日(日)

11:10-12:00 ( 50分)

株式会社 モリタ  ]

臨床から見たトライオートZX2を用いた効率的な穿通・グライドパス・根管形成法

臨床から見たトライオートZX2を用いた効率的な穿通・グライドパス・根管形成法

KIX DENTAL OFFICE 院長

外賀 泰  先生

要約:
トライオートZX2を活用した穿通・ネゴシエーションの考え方、適応症や禁忌症、使用するファイル、使用上のコツをご紹介し、聴講いただく先生方に分かりやすくご説明します。

NiTiロータリーファイルが市場に投入され時が流れ、歯科医師にも認知され、当たり前のように日常臨床に用いられるようになった。

近年、新しいファイルのトレンドはファイルの破折がしにくく、また根管に追従する形状記憶ワイヤー(マルテンサイト相)を利用したものとなっている。

そのようなNiTiロータリーファイルの新しいトレンドに対して、エンドドンティックモーターに新しいトレンドはあるのか?

近年のエンドドンティックモーターのトレンドは高機能化だと考えられる。

他社からも、もちろん高機能化されたエンドドンティックモーターが発売されているが、国内市場において、昨春発売されたTriAutoZX2には根管長測定機能が組み込まれており、さらに2つのレシプロケーティングモーションによって、高い精度で作業長を決定しつつ、スピーディーでより効率的な根管形成を行うことが可能となっており、市場でとても人気となっている。

では、その「レシプロケーティングモーション」は何のために開発されたのか。

今回は、利点、欠点を含めて、エンドドンティックモーターの駆動方式すべてと主要なシークエンスについて解説していきたい。

 

講師略歴:

2004年 大阪歯科大学卒業

2014年 CEセミナー(月星 光博主宰)OB会役員

2016年 KIX DENTAL OFFICE開設

2017年 CEセミナーエンドアドバンスコース講師