生涯研修SEMINAR

D会場

5月26日(日), 5月26日(日)

13:30-14:20 ( 約50分)

サンスター 株式会社  ]

ライフステージに応じたフッ化物製剤の患者さんへの有効活用

ライフステージに応じたフッ化物製剤の患者さんへの有効活用

神奈川歯科大学 特任教授

荒川 浩久  先生

要約:
健康増進法に基づく健康日本21と歯科口腔保健の推進に関する法律の後押しもあり、フッ化物局所応用は進展を続けています。今では1,000 ppmを超えるフッ化物濃度の歯磨剤が承認され多数製品化され、医療用医薬品として販売を開始したフッ化物洗口剤は225 ppm F の液体製品が要指導医薬品から第1類薬品になりました。このようにフッ化物製剤が多様化し、国民の選択の幅が広がるなかで、歯科医療スタッフはこれらをどのように使い分けるかについて、患者様に的確にアドバイスすることが求められています。本日の内容が、乳幼児期から高齢期までのすべての患者様に、フッ化物製剤を有効利用していただく一助になれば幸いです。