生涯研修SEMINAR

A会場

5月25日(土), 5月25日(土)

15:05~16:35 ( 1時間30分)

一般社団法人 福岡県歯科医師会  ]

SPT を通して医院の総合力を磨く~PMTCから口腔ケアまで〜

東京医科歯科大学臨床研修医指導医

内山 茂  先生

要約:
 歯周治療成功のカギは、徹底した患者支援です。SPT(サポーティブ・ペリオドンタル・セラピー)の目的は、歯周病の2大要因である炎症と力を継続してコントロールしながら「病状の安定」を図ることにあります。SPTにより患者さんは定期的に来院されますので、治療成績を高めるためにも、安定した歯科医院経営のためにもSPTは重要な治療オプションとなります。
 本講演では以下の項目について、文献と症例の両面から解説します。

  • まずは歯肉縁上のプラークコントロール
  • PMTCを行う上での注意点
  • セルフケア指導がうまくいかない時は
  • PMTCやSRPを効率よく行うには
  • SPTの成果を上げる―何を診て、何を行うか
  • どうしても成果が出ない時の裏技
  • メインテナンス継続のための秘訣
  • 歯周デブライドメントのポイント
  • 力の見方―アブフラクションとセメント質剥離など
  • periodontal medicineを理解して、院内のケア力をupする